テーマ:社会

Paweł Pawlikowski Cold War

近くの映画館でポーランド出身の映画監督パヴェウ・パヴリコフスキの映画Cold War を観る。1949年から1960年代。 第2次大戦後ポーランド、革命政権が民族音楽・舞踊を支配の道具として手中に収めていく時代。 逃れた先には音楽がグローバルな商品として取引される世界がある。 双方の空疎。 あるいは決してそこに身を置きたくはない…
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中上健次と坂本龍一

坂本龍一がある月刊女性誌に連載記事を書いている。 橋本淳一郎の「時間はどこで生まれるのか」を知ったのも、その連載記事である。 最新号では生前の中上健次とその著書のことが書かれている。 昨夕、はがきを投函するついでに立ち寄った喫茶室で目にした。 二人の交流のことは知らなかった。 そして、中上健次の著作は注意深く通り過ぎてきた。 …
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あなたのために 

地下鉄の乗換駅。 新線は8分から10分の待ち時間がある。 ぞろぞろとホームに並ぶ。 待ち続けて到着した列車の入り口で列が崩れる。 身体の不自由な人、おなかに子供を抱えた人のための優先席に二人連れの女がなだれ込む。 こっちこっち。 あっけにとられて反対側にまわる。 女子高生が立ち上がって席をゆずろうとする。 よいのですよ。…
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陽水の時代

井上陽水についての記事をまとめた。テーマとなった曲にもとづき配列した。 2007年10月31日 人生が二度あれば:YOSUIの60年  人生が二度あれば 1972年 音楽 詩  YOSUI TRIBUTE が出て、3年の月日が経った。UAの歌う「傘がない」は再構成された「父」と幼い娘を描いた映画の中に流…
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衣類をつくること、売ること、買うこと

アパレルという見慣れないカタカナ言葉が飛び交うようになって久しい。 衣類は大量生産し、消費されるものとなった。いつのまにか。 いまから60年も昔、多くの衣類は母親がやりくりしてつくり、作り直して子どもに着せていた。 大人の仕事服は注文服が多かった。 既製服はまだそれぞれの身体の特徴に合わせるのがむつかしかったし、安価でもなかった…
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ちいさいおうち

 Virginia Lee Burton, 1909 -1968によるThe Little House は1943年に出版され、ちいさいおうちとして1954年に岩波書店から日本語訳が出されている。  子供のころ市が提供する移動図書館が近くの子ども会に定期的にやってきていた。はなのすきなうし、ひゃくまいのきもの、・・・。その一冊がちいさ…
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昨日のままではいられない

関東地方から台風の被害が伝えられる。 台風の発生から進路予想をWEBの天気予報サイトで追跡していた。 家人の外出予定双方をにらみながら。 小さいし、早く抜けるといっているからと少々見くびっていた。 それが電柱が折れた、送電鉄塔が倒れた、広範囲にわたる停電、断水と次々に生活機能の切断が露になる。 昨日までの生活が今はあたりまえで…
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君子必慎其独也 小人閑居為不善

少年のころ、週に何度もある漢文の時間に、君子のありかたを説かれたが。 あの鑑はいったいどこへ消えたのだろうか。 世の中を跋扈する小人の群れ。 自らその自覚もないままに。 君子は必ずその独りを慎むなり 君子はいまの時代、どこかにひっそりと身を隠しているのか。 世の中の動きに雷同せず。 闇の中に善事も悪事も…
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自分自身への警戒を怠った結果

ある大学院生が修士課程修了課題で作成した映像作品が映画として劇場上映されて話題に上っている。 その人からインタビューを受け、作中に登場している人たちの中にこの公開に異議を唱えているひとびとがいる。 Youtube には、映画の予告編も、第三者による作成者へのインタビューも、批判側の主張も掲載されている。 その、インタビューに応…
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映画「グリーンブック」を遅れてみる

近くの映画館でグリーンブックが上映されるのを知ったのはひと月前。 待ちに待って初日一番に飛び込んでみたが、すでに客席はあらかた埋まっていた。 イタリア系移民一家のヤンチャなおとうと教養ある人々の隊列に加わった孤独な黒人音楽家。 1960年代はじめアメリカ南部への演奏旅行行脚。 おとうは読み書きもおぼつかない。小学生のように鉛筆を…
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佐藤豊彦のリュートによるバッハ、シャコンヌ

佐藤豊彦のリュート演奏を聞いたのはもう30年近くも昔だろうか。 スタジオルンデの演奏会でCDを求め、しばらく聞きつめていた。 知人にも押し付け、また新たに求め。 いま手元にあるのは十六世紀と十八世紀の楽曲を納めたもの。 十六世紀のものは、スペインの楽曲。当時、古楽器の復元と、楽曲にまつわる学者のような子細な分析が語られたように記…
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ひとりの夏

 長いトンネルをぬけると蝉が鳴いていた。  子供時代を過ごした場所では「いえ」の桎梏がはっきりと見えてくることはなかった。  どこの家族も都会へ出てきた父と母が小さな家産を必死でやりくりしていた。  とりあえずは子どもを教育の力でなんとか独り立ちのできるように育て上げる。  その中で娘を「嫁にやる」というような選択肢が用意さ…
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橋本健二 アンダークラス を読む

正規社員終身雇用制度を棄てどこへ行くのか。 人口構成の変化にどう対応するのか。 年功制給与体制をどうするのか。 20年、40年、60年、80年、100年の見通しで、考えてきましたか。 教育の仕組みは。 そう、問いかけられている。 いつもいつも、精一杯で、それどころではなかったと。 そうやって、掛け違えたボタンを…
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2000年から2020年へ

こんなことはただの遊びにすぎない。 しかし、21世紀もすでに最初の5分の1を過ぎようとしている。 これまで通りではいかぬこの先という気分は多くの人に共有されているとして、そこへ向かう姿勢は人により異なる。 大変な事態だから皆一丸となって。 そのためにはまず、共同の場を持とう。 盆踊り。 輪になって踊ろう。 一斉に。…
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鶴見俊輔 

鶴見俊輔、1997年と十年余り後の肉声。 未来潮流 哲学者・鶴見俊輔が語る 日本人は何を捨ててきたのか 関川夏央 1997.3.15 NHK ETV特集 「 戦後日本 人民の記憶 」 鶴見俊輔 2008年 鶴見俊輔 1922-2015 鶴見和子 1918-2006 すべてを向こう側に追いやってひとくくりにしてきた現…
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Yoshio Sugimoto 

1980年代、日本の社会学的分析を行った著書が日本で出版された。当時オーストラリア在住。 現在を調べてみた。 ttps://en.wikipedia.org/wiki/Yoshio_Sugimoto
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ヨーロッパから

ポール・二ザン 1905-1940  1926-1927  アデン アルチュール・ランボー 1854-1891   アデンからアビシニア  約半世紀をはさんだ二人の生。 アデンを結び目として。
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200年も昔に

ジェーン・オースティン(Jane Austen 1775年12月16日 - 1817年7月18日)が、小説を書いていたのは200年も昔のことだろう。それを100年ほどもたってから漱石は読んでいただろう。 夏目 漱石(なつめ そうせき、1867年2月9日(慶応3年1月5日) - 1916年(大正5年)12月9日)。その生涯はほとんど10…
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「団塊現象そしてNODAME」について

「団塊現象そしてNODAME」について 12年近く前、団塊の世代が60歳代になると段階現象の世界的広がりについて書いた。そして、今は、70歳代に突入している。 音楽も、スポーツも、若い人々が空間移動を重ね、技を競い合う。
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20世紀のただ中で

1996年、モントリオール映画祭。 街の小さな映画館を切符をもぎりながら見て歩く。 1989年、ベルリンの壁崩壊から7年。 19世紀の詩人がアフリカの地に呑まれてのちの日々と教会との関わり。 20世紀のロシア王家とその崩壊にかかわる民族と政治的立場のもつれあい。 中心からはずれつつ、自らを商品化して中央へ駆けあがっていくシステ…
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少し良くて少し悪い

御代が替わる。 前も後も問題は起こる。 前も後も問題は続く。 交通事故で子供が帰らぬ存在となる。 結婚の是非で人々の議論が沸騰する。 悪いのは誰だ。 シーソーに飛び乗るように、人々の意見が積み重なり、「悪者」を跳ね上げる。 歳をとったら車の運転をするな。 今度は無理な右折が悪い。 身の程知らずの輩が。 個…
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1989から2019

 平成が今日で終わるという。  平成の31年間は昭和の64年間に比べればおよそ半分。大正の15年間に比べればおよそ2倍。明治の45年間に比べれば3分の2。  平和であったことを寿ぐといわれるが、大戦後の混乱期に生を受けたものにとっては、人生の前半期になじんできたシステムの根底的な改変に遭遇する年月であった。  国鉄の分割民営化、日…
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踏み入る先

堀田善衛「ミシェル 城館の人」全三巻の終わりまでたどり着いた。 十年前にゴヤを扱った映画を契機に、堀田善衛作家生活前半の仕事をまとめて読んだ。「若き詩人」「ゴヤ」「明月記」。堀田善衛、60代までの仕事。 今回は周辺から描かれた回想記と70代前半の仕事。 ミシェルは堀田善衛、70代前半の仕事である。 彼は取り組んでから10…
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「裏山を金色の光が、あるいは A far nation」について

「裏山を金色の光が、あるいは A far nation」について 昨年、堀田善衛生誕100年、没後20年を刻んだ。 この記事から10年を経て、回想記、晩年の著作に舞い戻る。 城館の人、ボルドー奥の山の館にこもったモンテーニュのミシェル。 カトリックとプロテスタントの諸派、それぞれにつながる富と権力。そのころ、日本は徳川の御世の前。…
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名古屋隠居道 名演小劇場

浅野屋洋食店奥さんのブログでドキュメンタリー映画Yukiguniの上映を知った。 幸いなことにしばらくご無沙汰の名演小劇場でアンコール上映中の様子。 地下鉄東山線、新栄駅を出てまっすぐ西へ。広小路通りの北、錦通り沿いということになるのか。 年寄りには少しきつい階段を数段のぼり、受付を済ますと、まつこと1時間弱。パンフレットを購入し…
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丁寧に作られた手仕事の行方

 現代的でありながら、丁寧につくられた衣料や器など生活の品物を扱う小さな店があり、偶然のめぐりあわせを契機に懇意にしていた。わざわざ出向いていかねばならぬ場所にそれはあり、身辺多事のなか、すっかり無沙汰をかこっていた。  なんとか隙間のできた小さな時間に、車を伸ばして店の前を通過し、挨拶だけをかわした。実は今度の一月で店をしめるのだと…
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人生フルーツ 津端夫妻と樹木希林

 名古屋市郊外高蔵寺ニュータウンの構想にあたった津端修一さんと夫人英子さんを取材したドキュメンタリーフィルムが人生フルーツと題されて映画となっている。 ナレーターを務めた樹木希林さんが亡くなったのを契機として、初めて見る機会に恵まれた。  津端修一さんと英子さんドキュメンタリー映画はまるで、現代のおとぎ話のようでもある。、  小津安…
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チョムスキーのこと

ノーム・チョムスキー (Noam Chomsky)  『お国のためにⅠ ペンタゴンのお小姓たち』(For Reasons of State) いいだもも訳 河出書房新社 1975年   『知識人と国家』 (Intellectuals and the State) 川村望訳 TBSブリタニカ 1981年  藤永茂さんのブログ 私…
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校外学習は何のために計画されたのか?

小学校1年生の男の子が亡くなった。 7月、夏休みを目前にした陽光厳しい昼、集団で徒歩千メートルほどの公園へ移動し、そこの遊具などを利用して時間を過ごし、学校へ戻ってのちに。 校長は「判断を誤った。 しかし毎年行っている年中行事なので」と説明したという。 しかし、だとすれば、厳しい暑さか、そうでなければ梅雨の名残のこの時期になぜこの…
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組織内部の問題について外部へ発表するとき

某大学に関連して組織がらみの不祥事が問題となり学長が対応の状況について外部に向けて公表する。 理事長の対応に対しての質問があり、その予定について口ごもりながら「…されると思います」と話す。これに「おかしい」「変だ」「敬語の使い方を知らない」との意見が飛び交った。そだよね。組織の代表として組織の対応を公表する場合に必要なのは聞き手に対す…
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