物事や人々から距離をとる能力:豊永郁子さんのサッチャーとメルケル論

少し前、知人から渡された新聞の評論記事。政治学者の豊永郁子さんが二人の女性政治家を論じている。信仰、勤勉さ、科学的素養と3つの点での共通性を論じたうえで、ウェーバーの職業としての政治の論を引く。彼が挙げる政治家としての3つの資質、情熱、責任感、判断力に言及した中で、判断力を物事や人々から距離をとる能力ー客観性ーとしている点が目を惹く。一…
コメント:0

続きを読むread more

高木 監修「挫折と向き合う心理学」 

高木秀明 監修 安藤嘉奈子・小沢一仁・橋本和幸編 「挫折と向き合う心理学」福村出版 2020  第1部  挫折の背景にあるもの (挫折を乗り越える鍵・青年期の発達的変化と危機) 第2部  挫折の要因  (親子関係・友人関係・恋愛関係・インターネット・いじめ・不登校・非行・犯罪・災害・注意欠如・・・) 第3部  挫折を支…
コメント:0

続きを読むread more

隠居の賀状

今年は賀状をどうしようかと思案していた。 すこしずつ、年上の知人から、そろそろ遠慮しますと連絡が届いていた。 遠慮というのは発信を控えますということだろう。 こちらから差し上げるのは構わぬという人もいる。しかしあらぬ負担をかけるのもとあれこれ迷う。 年下の知人には現役引退した年寄りとの交信などめんどうだろうとつい遠慮が働く。 …
コメント:0

続きを読むread more

ゆずをたくさんいただいたので

2年ほど前、有機栽培の檸檬が見つかった折、檸檬塩というものを作って瓶詰にしていた。 こてらみやさんの「魔法のびん詰め」という本にレモンのコンフィとして案内のあったものを手本に。 鶏肉の下ごしらえ、漬物の塩として、様々な料理の味付けに使い続けて使い切った。 次を準備したいと思うものの有機の檸檬がみつからない。 そこへ大小さまざまな…
コメント:0

続きを読むread more

新しい年 これまでとこれから

1950年 元旦 1960年 元旦 1970年 元旦 若草山、山焼きに出かける準備をしていた。   1980年 元旦  1990年 元旦 2000年 元旦 年末を過ごしたフランスから帰国する飛行機の中にいた。 2010年 元旦  2020年 元旦  元旦の夜明けにようやく賀状の印刷を終えた。 昨年は家人の病気療養を…
コメント:0

続きを読むread more

2019年最後の火曜日

一年の最後の週が火曜日で終わるというのは変な気持ちだ。 町のゴミ収集の最後の日。 早朝、ゴミを出し、あとは、簡単な掃除。 食品の買い足し。 必要ならば。 残った仕事は先送り。 掃除、片づけは、次に生きるための準備であれば。
コメント:0

続きを読むread more

ひとは自らが何者であり、何が自らのありようを支えているかを明示できない人に敬意を払うことはない

令和の世を告げて、半年有余。 自我礼賛の記事や番組にあふれるメディア。 クールジャパン。すてっきな日本。 平和を守る。 いや、守ってくれる。 バチカンの偉い人も認めてくれた。 トランプカードもジョーカーは出さない。 70年の年月を、精一杯生きてきましたから。 舟底のその下がどのようになっているか知らぬまま。 心…
コメント:0

続きを読むread more

2019年最後の月曜日

暮れの晦日。 百貨店隣接の駐車場に車を預け銀行へ。 両替機の前に長い列ができている。 百貨店、地下にまわり、餅を買い足す。 安売り雑貨店に行きカレンダー、ガスレンジフード用のフィルター、植木鉢の受け皿、突っ張りポール、フック付きピン等の購入。 人を迎えに行き、百貨店内のレストランで食事。地下の食品売り場で正月用の小松菜。 …
コメント:0

続きを読むread more

2019年最後の日曜日

掃除 洗濯機2号の洗濯槽清掃。清掃液を投入し槽清掃設定で8時間強。 風呂2号の釜配管清掃。調子の悪い自動運転装置をなだめつつ、過炭酸ナトリウムの粉を振り入れて。 風呂の蓋、洗面器、椅子、壁や床も併せて掃除。 寝室、寝台回りのすす払い。併せて寝具を干す。寝台の下から埃と一緒にいろいろとお化けが。 間、昼食に出て帰宅は午後…
コメント:0

続きを読むread more

2019年最後の土曜日

朝、白湯とコーヒー。 農家の露店で野菜の買い物。 年内最後となりそう。 買い物は蜜柑4袋、葱2把、蕪1把、大根3本、セロリ1株、ブロッコリ2、パクチー1把。 百貨店隣接の駐車場に車を置き、高山の餅購入。500g。昨日から合計2.5キロの餅を購入した。 店の賑わいをわきに見て、地下鉄で街中の百貨店へ。 途中、親子どんぶりの…
コメント:0

続きを読むread more

2019年最後の金曜日

朝、いつもどおり白湯とバター珈琲。 珈琲にバター8g、ココアパウダー小さじ1、2杯目には卵を。 洗濯、色物・毛を中性洗剤で一回、白・木綿を一回。 ゴミを出してあらかた朝の行事を終える。 家人を乗せて車で農家の露店にまわるが人影なし。 百貨店の地下で高山の餅を求める。 さらにパン屋にまわってパンとクッキー少々。 地下…
コメント:0

続きを読むread more

2019年最後の木曜日

朝、白湯とバター珈琲。 コーヒーかすと茶殻を集めて植木鉢に入れる。 鉢のアボカド、ブロッコリ、九条葱の生育を確かめる。 昼食を予定している和食の店に電話して席の予約をする。 少し遠方の郵便局に小切手換金の手続きに。 併せて年賀はがきを購入。30枚。 バスターミナルで家人を車に乗せ、食事の店へ。 喫茶店で読んできたという…
コメント:0

続きを読むread more

2019年最後の水曜日

朝、白湯にはじまり、バター珈琲でゆるゆると活動開始。 前夜、整体師の動画を見て試みたストレッチがきいたようで、少し調子が良い。 座骨と背面の筋肉を広げて前傾を矯正する。 仕事場にしている地域の自治会の仕事。 市・区・学区の連絡事項を掲示物にする。 4つある組の長に配布物を用意。 家人を迎えに立ち寄ると岡山の知人から玄米が届い…
コメント:0

続きを読むread more

さまざまなこころの間で

仕事場にしているアパートの関わりで役員をしている学区の小学校から様々な連絡が到来する。 年度の終わり近くなって書類の整理をいていて、ふいと心を重くする言葉に遭遇した。 「こころひとつに」〇〇小学校。 小学校の子どもたちと地域の人々への学校のスローガンといったものらしい。 中心に立っている人、その役割を担っている人にとっては正…
コメント:0

続きを読むread more

世界の道は私のためにある

「世界の道は私のためにある。私の自由で安全な通行を保証するためにすべての人に責任がある」。 かようなことを堂々と言う人がいれば、周りの人は目を見張り、じっとその人を見つめるであろう。  スマートフォンの画面に見入りながら耳はヘッドフォンで塞いで道を行く。  物陰から点滅信号の横断歩道へ飛び出してくる。  信号のない横断歩道を車を…
コメント:0

続きを読むread more

日曜日のくらし 2019年11月某日

月末の日曜日、朝、ローマ教皇、長崎訪問の報道。 朝一番の白湯をつくり、歯磨き、うがい。 ゆっくりと白湯を摂る。 ベランダの掃除。 下階の住人からといあわせのあった飛来物。 たばこの吸い殻というが、ここでは微小な白い粉。 改めて掃除機をかけて様子を見ることにする。 いずれ、地上20メートル、30メートルの住戸でも、近くの運動…
コメント:0

続きを読むread more

余滴というには贅沢な

恩師から本をいただいた。 研究者による研究生活余滴。 そんな風に表現してはもったいない。 一つ一つの話題からさまざまな問題に連想が展開し、あたらしい仕事につながっていきそうな楽しみがある。 学生時代、研究法の演習での経験。 3年生が論文を選んで紹介する。 紹介と討論に続いて先生がよもやま話をする。 研究余滴。 半世紀…
コメント:0

続きを読むread more

Paweł Pawlikowski Cold War

近くの映画館でポーランド出身の映画監督パヴェウ・パヴリコフスキの映画Cold War を観る。1949年から1960年代。 第2次大戦後ポーランド、革命政権が民族音楽・舞踊を支配の道具として手中に収めていく時代。 逃れた先には音楽がグローバルな商品として取引される世界がある。 双方の空疎。 あるいは決してそこに身を置きたくはない…
コメント:1

続きを読むread more

仕事場での一人の夕食

大して仕事はできないのに、仕事場で過ごすことが多い。 夕食はたいてい一人である。 今日の夕食は。 冷蔵庫の野菜入れから切り分けて下処理した白菜、葱、それにしおれかけた小松菜の外葉、前日切り分けてオリーブオイルにつけた赤鶏の胸肉。 鍋にほおり込み、中火から細火で10分ほど加熱。 日本酒も少し加えて。 鶏の胸肉は一枚で150…
コメント:0

続きを読むread more

中上健次と坂本龍一

坂本龍一がある月刊女性誌に連載記事を書いている。 橋本淳一郎の「時間はどこで生まれるのか」を知ったのも、その連載記事である。 最新号では生前の中上健次とその著書のことが書かれている。 昨夕、はがきを投函するついでに立ち寄った喫茶室で目にした。 二人の交流のことは知らなかった。 そして、中上健次の著作は注意深く通り過ぎてきた。 …
コメント:0

続きを読むread more

あなたのために 

地下鉄の乗換駅。 新線は8分から10分の待ち時間がある。 ぞろぞろとホームに並ぶ。 待ち続けて到着した列車の入り口で列が崩れる。 身体の不自由な人、おなかに子供を抱えた人のための優先席に二人連れの女がなだれ込む。 こっちこっち。 あっけにとられて反対側にまわる。 女子高生が立ち上がって席をゆずろうとする。 よいのですよ。…
コメント:0

続きを読むread more

よい日をどうぞ 

こんな風にかける気楽な言葉があるとよいのに 病院の入院病棟。 上下するエレベーターに乗り込んだ老夫婦。 おとうさん、いま何時だろう。 5時15分ですよ。 手元の腕時計をみてこたえる。 むかしは、どこにも時計がかかっていたのに、今は見なくなりましたね。 そんなふうに言葉を添えて。 わしももっとるんだが読めん…
コメント:0

続きを読むread more

夕べに道を聞く

月曜日の夕方、中央駅近くの店で待ち合わせをする。 近くにあるはずの大型書店で時間をつぶせばよいと早めに駅前にたどりつく。 とりあえず、場所を確かめておいてからと目的の店をめざす。 それがこのあたり、とおもうあたりに店の顔がみえてこない。 何度も回った挙句、前を通り過ぎる女の人に声をかけてみる。 〇〇ですか さあ、という間…
コメント:0

続きを読むread more

昨日のままではない今日

昨日から不連続に展開される今日、そして明日。 とりあえずは無事に過ぎたこの地で、秋の祭りが開かれる。 でも、今年は参加者が少ないと主催者はいう。 昨年をしらぬ身は、あいまいな表情をするほかない。 災害と、増税が重なる。 駐車場料金の値上げ。1時間200円で済んでいたところが40分が単位時間に。 食料原材料の税は据え置きと…
コメント:0

続きを読むread more

yoshiki or biishiki

日本の車には美意識はあるが様式はない。 今朝の日経新聞の特集記事の中に出ていたことば。 どう違うのだろうかと不審に思い、読み進めていくと、例えば日本の町のちぐはぐさ、に言及されていて納得がいった。 小さな、限られた範囲ではたしかに美しいものをつくる。 しかし、全体の仕組み、その調和というものがない。 美しくない街並み。不釣…
コメント:0

続きを読むread more

かわいいショルダーバッグとお出かけ

昼前、百貨店で、家人と待ち合わせ。 隣接する駐車場のエレベータで待ち受けて同乗してもらった母親らしい女の人と小さな女の子。 こんにちは。 お母さんと一緒でいいわね。 今日はいいことあるかな。 まあ、かわいいバッグを持っているのね。 ようやく少しうれしそう。 下りエレベータで先に降りていく子供にさようならをする。 2階…
コメント:0

続きを読むread more

眼鏡の修理を頼む

 午前、出がけに眼鏡を拭いていた。おや、と思ってよく見ると鼻パッドが片方ない。明かりをつけて周囲をさぐるとたしかに丸いゴムのようなものが見つかった。昔、設えたものだけれど、軽くて外出用にはいちばん具合がよい。  昼食の後、出直して、近くの眼鏡やを恐るおそる訪ねた。  もうずいぶん昔にこちらで作っていただいたのですが。  点検し、古…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

趙英男 イエスのまわしを取る 

趙英男 (鴨良子 訳)2008 イエスのまわしを取る 明石書店 これも隠居道の先達から。 朝鮮半島の歴史、日本の歴史、キリスト教の歴史を串刺し。著者は1944年生まれ。 手ごわい。 イエスの出自にかかわる議論が村上一郎の著書にあったと思って検索してみたがみつからない。かわりに少し年下の吉本隆明の言葉の片鱗が出てきた。…
コメント:0

続きを読むread more

空間に線を引く 彫刻とデッサン展 図録

彫刻とデッサン展実行委員会 2019 空間に線を引く 彫刻とデッサン展 (図録) さまざまな彫刻家による平面デッサンと空間構成および双方および関係についてのディスコース。 認知心理学的な関心から。 平塚市美術館 碧南市藤井達吉現代美術館 町立久方美術館 足利市立美術館 
コメント:0

続きを読むread more

いつもそばには本があった。 (講談社選書メチエ)

いつもそばには本があった。 (講談社選書メチエ) 単行本(ソフトカバー) – 2019/3/13 國分 功一郎 (著), 互 盛央 (著) 国分功一郎 ざっと上げただけで、多作の人である。 原子力時代における哲学 (犀の教室) 國分功一郎 | 2019/9/25 中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケア…
コメント:0

続きを読むread more

劉永昇 カール・クラウスの言葉  

 劉永昇 カール・クラウスの言葉  (本の虫) 朝日新聞 2019年9月20日(金) から  風媒社の編集長、劉永昇さんが書いた文章が朝日新聞に掲載されていた。それを「隠居道の先達」がひょいと渡してくれた。もう一月ほど前の掲載。文章はこの夏亡くなった池内紀さん追悼を兼ねたものと読める。  劉さんは池内さんの仕事のうち、カフカ研究…
コメント:0

続きを読むread more

陽水の時代

井上陽水についての記事をまとめた。テーマとなった曲にもとづき配列した。 2007年10月31日 人生が二度あれば:YOSUIの60年  人生が二度あれば 1972年 音楽 詩  YOSUI TRIBUTE が出て、3年の月日が経った。UAの歌う「傘がない」は再構成された「父」と幼い娘を描いた映画の中に流…
コメント:0

続きを読むread more

秋の日々 一週間の食事  (後半)

木曜日 朝 バター珈琲 バター7g ココア小さじ1 めずらしくフレンチトースト タマゴ1 牛乳少々 バゲット一切れ インチオイル少々 木の実少々 昼 KEYOEN 豚ロースのステーキ黒コショウ ポテトサラダ 刻みキャベツ 白米 ほうじ茶 午後 栗羊羹 ほんの少し(厚さ五㎜ほど) 緑茶 夜 ヨーグルト 黒ゴマきな粉 抹茶 ルイボス…
コメント:0

続きを読むread more

秋の日々 一週間の食事 (前半)

月曜日   朝 バター珈琲 アーモンド カシューナッツ一粒ずつ バターは8グラム 昼 江月 そば 小天丼 エビ・かぼちゃ・舞茸・シシトウ  午後 内緒でぜんざい 小さな餅二つ 胡瓜1本 夜 干物 味噌汁 納豆 タマゴ 寒天にきな粉とヨーグルト ほんの少し赤ワイン(ほんの少しとは20㏄程度)   **バター珈琲は木次バター150…
コメント:0

続きを読むread more

ぼおっとする時間

土曜夜の会議がおわり、ベランダの椅子でひとり時間をすごす。 むかし、 若い人が、何もしないでぼおっとしているんです、 そんなふうにいうことばにずっと心惹かれていた。 思慮深く見えるその若い人の言葉に。 そこには、メロン農家のその父親が仕事に一区切りつけると四万十川につりにでかけるという話が撃ち込まれていた。 河口付近の淵…
コメント:0

続きを読むread more

衣類をつくること、売ること、買うこと

アパレルという見慣れないカタカナ言葉が飛び交うようになって久しい。 衣類は大量生産し、消費されるものとなった。いつのまにか。 いまから60年も昔、多くの衣類は母親がやりくりしてつくり、作り直して子どもに着せていた。 大人の仕事服は注文服が多かった。 既製服はまだそれぞれの身体の特徴に合わせるのがむつかしかったし、安価でもなかった…
コメント:0

続きを読むread more

久しぶりの家ご飯

思い立って昼ご飯を設えることにした。 とはいってもほとんど作り置きのもの、その他は下準備したもの。 前菜はきゅうりの梅酢つけと鰯の梅干し炊き。 主となる皿にはなす、小松菜、赤玉ねぎの酢漬け、紅生姜、それに赤鶏の胸肉を檸檬塩に漬けたもので6分の蒸し煮。 皿にあらかじめ熱に強いオメガ3のオイルを敷き、盛り付ける。 ご飯は玄米、…
コメント:0

続きを読むread more