社会経済設計と政治 メモランダム

文藝春秋 8月号が創刊100周年特集の一環として、日本の左翼史を振り返っている。 何度読んでももつれあった糸を整除することはむつかしい。 少なくとも半世紀の我が身辺を回顧してみても、事情は同じ。 政治上のヘゲモニーと社会設計および社会変革のプログラムをいったん分けて見直すこと。 取り仕切るのは俺達だ、あるいは俺たちの依存する…
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日本漫画は大人の教養 サライ2022年9月号特集

久しぶりに蕎麦屋に出かけた。いつもより少,し遅くなったのと、休日の間のお盆前というせいか思いのほか混み合っていて、しばらく席があくのを待った。 中日新聞、dancyu、サライと物色して待ち時間をつぶした。 サライ、9月号は日本漫画特集。 江戸時代の浮世絵に続く大衆芸術と評価している。 谷口ジロー 上質の純文学のような品格とし…
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古い衣類を使う 作り直して使う

少し前、東京からの帰路、なんということはない、最後の地下鉄で若い男の子が不思議なシャツをひらめかせているのを見かけた。 着物のような色と柄、使い古したようなくたっとした風合い。パッチワークというわけではないが組み合わせてつくりあげてある。 お母さんがつくってくれたのか。それとも。 別の日にも、今度はもう少し年上の女の人。 同じ路…
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夏の終わりの夏休み

昨日からなじみの小さなパン屋が長い長い夏休みに入った。 再開は9月の中旬。 週の後半に用意してくれるスープを、いつも楽しみにしてきた。 替わりの有機野菜スープを、ひと月有余、準備しなければ。 通い詰めたジムは一週間後の日曜日から定休日の木曜日までの連休。 ジムはもう少しで500回。 年内に600回に届くだろうか。 運動…
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宇宙にひとり

50年も前のことだろうか。 永く合わなかった少年時代の友人と再会し、モーツァルトの話をした。 昔は好きじゃあなかったのに、今は宇宙的孤独を感じるんだ。 少年時代の数年は長い 。 その音楽遍歴に信頼を寄せて、しかし、また長く会わなかった。 小さなホールのコンサートに出かけ、帰りの地下鉄駅で、立ち話をした。 ときどき、生の音を聞…
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静かな抵抗を粛々とすすめる

日本の人々は温和です。 大丈夫です、われわれの思うようになります。 ああ、この人々はそう見積もっているのだと、黙って、文面を眺めたことがある。 そのようになるのだろうか。 あなたのように素晴らしい人が不遇を託つ羽目になるのは、彼らの所為なのです。 そのようにして何者かへの憎悪と、他方への依存を掻き立てる人々がい…
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夏の終わりに暮らしを立て直す

夏の大団円、一週間はあっという間に過ぎる。 日曜日、いつもの洋食店に出向き、新暦の七月最終日を送る。食事は夏のカレーと高山の漬物。1750円。 月曜日、陶芸家の知人二人を迎え、食事をともにする。 家人と出かけたイタリア料理のレストランで。3人で4500円。 家人の持ち物整理を買って出てくれている。ガソリン、高速代をとも考えたが、…
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ぼおーっと過ごす夏

家人を見送ったのちの夏。 それに伴うさまざまな手続きを一つ一つこなし、 未納の税や公共料金を納め、あるものは名義変更をし、あるものは契約解除をし、ひとわたりの騒がしさを越えて来た。 夏の暑さに疲れの出る時節、ゆるゆると過ごす。 朝、自分自身の仕事に関わるパソコンのハードディスク上にたまったファイルを整理する。 中身には立ち入ら…
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明日の仕事をする場所

究極の住処、終の住処を、どこかで追い求めていたのだろうか。 限りのある命、限りのある時間と区切っておきながら。 この時間をこなす場所、この仕事を積み上げる場所と思い決めたら、心が軽くなった。 明日の仕事をするための場所を整える。 その次の仕事をするための空間を用意する。 ひとつひとつ仕事をこなしながら。 ひとつひ…
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ナイトキャップはフランス日記 サルコジ オランド マクロンの時代へ

山口昌子 フランス日記 第4巻が到着した。 サルコジが新大統領にえらばれた2007年5月から著者が現地特派員の任期を終え、フリージャーナリストになる2011年11月まで。 丁度この時期は母が入院、転院、施設へとまわり、亡くなるまでの期間と重なっている。 母親の転院先を訪問する合間をぬってのフランス往来はいきおい間遠になった。 家…
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タルコフスキー 映画 ぼくの村は戦場だった

まだ中学2年生の時、同級生の少年が家族でと映画の切符を何枚も渡してくれた。 そのとき、代金を払ったのか、おめでたく受け取っただけなのか記憶にない。 長い年月、あれはなんであったのか、おぼろな中に沈んでいた。 今思い出してみれば、タルコフスキー監督による ぼくの村は戦場だった に違いないと思える。 当時のソビエトでの公開が1962…
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小さな災難がより大きな災禍をふせいだかもしれぬ

毎日の暮らしにも、思うに任せぬことは訪れる。 失くしもの、ちょっとしたけが、自らの過失によると思いなせることもあれば、盗難被害、通り魔、居直り強盗、はたまたテロリズム、そこに何者かの否定的な意思を受け止めてしまうようなこともある。 生前の家人から聞いた話である。 都市の住宅地に暮らす退職後の夫婦がいたと思ってほしい。 昼頃、…
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大井幸子・藤原直哉 世界の5つのリスク

2018年刊行の書物を皮切りに二人の経済専門家が平たく分析。 世界の片隅から、難しさは難しさのままに。 YOUTUBEの番組から。 いまここで、暮らしを組み立てること。 拡大しすぎた関係を、一旦縮小すること。 大井さんは一度江戸時代に戻るべきではと語る。 件の書物 ハンス・ロスリング  『ファクトフルネス(…
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山口昌子のパリ日記 2021~ 藤原書店

昨秋遅く、毎日.新聞の書評欄でみつけた産経新聞記者の. パリ特派員日記。 1990年~2021年。 家人は掲載されていた第1巻5280円を見て、高いなとため息をついた。 そのままになっていた新聞欄が片づけのついでに見つかった。 思い立ってアマゾンで(嫌う人はいるのだけれど)検索して結局古書で5巻まで全巻を注文した。 昨日はな…
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安富歩 の論語 

かの安富さんが論語について本を書いているのは知っていた。 ふんふん、と思いながら素通りしていた。 家人の寝室には床に散らばった書物に交じっていくつか見つかった。 そして、数日前、YOUTUBU配信で話しているのを聞いた。 アメリカでの論語評価も含めて。 再度調べてみたら、いくつもの関連書籍があり、ドラッカーと論語との関わりも一…
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断ち切る生、つなぐ生

75歳、後期高齢亜者処遇への入り口。 まあ、いつまで生きるかわかりませんから。 そういうと、いえいえ、100歳まで生きる時代ですからと返ってくる。 いかなる責任をもってそのような言葉を返せるのか。 自律と自由に最大の価値を置く身としては、不自由と他者の手を際限なく借りる生は、苦痛でしかない。 しかし家人の母親は94歳ま…
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少年時の全能感の行き過ぎを許せ

ZOOM会議の予行演習ということで、60年近くも昔の同級生と再会した。 高校生時代、本の読み方を教わったとか。 むむ、とんでもないことである。 案の定、教えるなんて、早熟な才媛だったのですねとか、皮肉な横やりが飛び込んできた。 団塊の世代10代半ばは男女問わず、生意気だったのです。 少年らしい全能感を互いに補強しあいながら…
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物を持つこと 手放すこと

目の前にあるこのものは誰のものだろうか。 専有物として身近に置き、ほかの人が利用することを制限する。 より多くのものを自らの支配下に置くひとは、その力を実感するのだろうか。 物にあふれて生活している人はより多くの借金をしていると考えなさい。 なるほど物をたとえば天から、あるいは社会から借りているとみれば、日々、借財が…
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余計なお世話

本人がこうしたいと思う先に先回りして要求をかなえる。 アイティーで、実現します。 あなた、この品物が欲しいでしょう。 あなた、このレストランで食事をしたいでしょう。 欲望がまだ形になり、本人の動きを活性化させる前に、品物が配達され、お迎えの車がやってきて、なにもしないうちにご馳走が前に並ぶ。 システムの開発に向かう人々は、…
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政治家の死

畳の上では死ねない。 そういうことなのだろうか。 全くの無風地帯のような装いの陰で、実は不審な、決して穏やかではない終わりがいくつも用意されていた。 海の向こうとの関わりも、大陸の向こうの端との対峙も、すべて何もなかったかのように、しかし一つ一つ終わりを迎えていく。 それぞれに型通りの弔意が伝えられ、しかしそれぞれが何事かを知っ…
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水が流れるように、風が吹くように 2

西洋占星術のマドモアゼル愛さんがご父君から引き継いだ日常の掃除の話を展開しておられる。 建築事務所を運営していた御父上は毎日、朝、仕事の前に部屋の窓を開け放ち、はたきを使って室内の空気をかき混ぜ、風を通すのを習慣にしていたそうだ。埃はたまらず、すっきりした部屋が維持できていた。その習慣を引き継いだ愛老人の部屋は清潔で妙音が響き渡る。伝…
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水が流れるように、風が吹くように

二月ほど前に届いた書状に、ようやく短い返信を用意し、ジムに出かける道すがら投函した。 届いた書状は、ほかのだれかに促されたのか、横書きのプリントアウトされたものだった。 長い間、文面と、様式に迷った挙句、返信も横書きプリントアウトの簡単なものにした。 遠い昔にブログに書いた文章を添えて。 水の流れの道筋をつけ、余剰を流した。 …
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3ヶ月ぶりの診察日を間違えて

大病院の診察を控えて、ノートを調べてみたら、なんと翌日のはずが、すでに前日に予約日が過ぎていた。 前回の診察は3か月前。そして、4日後には家人が急逝。大騒動のなか、木曜定例を火曜日に代えたのをすっかり忘れていた。 あわてて水曜日の午後電話。予約受付担当が掛け合ってくれて、結局木曜日の午後に時間をとってくれた。薬も切れてしまうので、早…
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2022年 夏の飲み物を見直す

カフェインの摂りすぎを警戒して夏の間、珈琲を中止。 しばらくたって、どうにも調子が悪い。 夏至を過ぎた7月、再検討。 朝のコーヒーは復活。 午前中、そのあとはカフェインの少ないほうじ茶。 ジムには水。 適宜温泉水。鹿児島からやってきているらしい。 2リットル瓶を購入して、同じ温泉水の小さい瓶に移し替える。 何事も、急…
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祖母の置き土産

祖母は二人。 父の母と母の母。 父の母は80代の終わりまで生き、母の母の生涯はそれより少し短かった。 晩年には学生生活や仕事に追われてめったに顔を合わせることもなくなった。 いずれもこちらの年齢とは50年ほどの開きがあっただけでなく、生きた時代も異なっていたから、よくわからないことが多かった。 二人の祖母が、それぞれに数多くの…
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2022年梅雨明けの朝

昨日、東北地方を除いて全国で梅雨明けという。 梅雨空は夏至をはさんだ一週間程度で通り過ぎた。 昨日、当地では最高気温37.4度を記録したという。 相変わらずの雑事に追われて、午前中ですでに疲れの頂点に達する。 関係諸方へ電話する。 あるいは関連サイトを調べる。 プリントアウトする。 手元の書類を調べなおす。 手続き書類を…
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熱中症あけの朝

夜半に何度も目が覚めた。 度ごとに白湯をのみ、身体の様子を聞く。 早朝目覚めたときには普通の生活ができる程度に恢復した。 朝は梅干しを入れた白湯を飲み、温泉卵をつくって食した。 昨夕から何も食べていない。 おかゆでも用意しようか。 思案して台所をみわたすと一昨日炊いて杉の弁当箱に詰めた玄米が目に留まる。 そういえば平松…
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熱中症にご注意

昨日から調子が悪い。 長い間経験したことのない軽い頭痛。 疲労感。 何か悪者を食べたのだろうか。 昼下がり、ジムに出かけようと近くまでたどり着いたがどうにも身体が動かない。 戻って、胃の中のものを吐き出した。 これも久しくないことだ。 あれこれ原因を思いめぐらして、午後の陽光が差し込む部屋で空調もつけず、過ごしていたせいか…
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鉛色に光る空

夏至を過ぎて、めっぽう蒸し暑くなって来た。 本格的な梅雨のなか、身体も心もすっきりしない。 とりあえずは、目の前のごちゃごちゃを片付ける。 まずは、風呂場。使わない入浴剤、石鹸の類いを片付け、必要なものだけ並べる。 洗面室。洗面台の下の引き出しを順に整理する。 ストックの歯ブラシ、ストックの石鹸、入浴剤その他。 洗面台下の物…
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須賀敦子の本棚 文藝別冊 河出書房新社 2018年

須賀敦子の没後20周年を期して編まれた。 家人の居間を整理していて出て来た。 2018年と言えば、まだ文芸関係の図書を山のアパートに集めていた時期。 いくつかの書評あるいは紹介文、詩、その他未発表の文章。 そして池澤夏樹 松山巌 湯川豊 若松英輔 その他による文章。 たった4年前が遠い昔に思える。 須賀敦子 19…
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夏至のころ 緑と水の季節に

夏至前の今日、当地では日の出4時37分、日没19時09分。 夏至を挟んで10日間、日照時間が最も長い。 厚い雲と降雨に護られて緑が日に日に色合いを変える。 遠い昔、この季節に生まれ、雲を濾過して降り注ぐ陽光と雨を含んだ風の恵みを受けて日を送った。 あれこれの残務、そして、家庭内の機器に訪れる不具合。 ひとつひとつ確かめ…
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速水融 1992 近世濃尾地方の人口・経済・社会 創文社

旧来の知人が大学図書館から探し出してくれた。 濃尾地方における木綿栽培が江戸時代から盛んであったこと。 江戸時代に、そこそこ人口増大が見られたこと。 フランスにおけるアナール派の仕事と同様、わずかに残された手掛かりから局地の社会変化をたどる。 濃尾地方、すなわち美濃、尾張の産業圏、商業圏。人の動き。
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今年の夏の飲み物 

今年は手間のかかる梅干し漬けはなし。 いつもの農家の店先で得た助言をもとに、青梅主体の簡単な夏の飲み物を用意した。 青梅5月終わりの土曜日から順次入手した2キログラム。 鹿児島の甕づくり黒酢900ミリリットル2本。 蜂蜜1200グラム入り一本とその他残り少々。 カンホアの塩20グラム程度。 半分近く、はやめに梅を…
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二か月目の月命日 一日一日新しく

昨日は家人が息を引き取って2か月。 その前日はこころにかけていた大学ラグビー部監督の来訪を受ける。 身長190センチ、目鼻立ちのくっきりした姿は異邦人のようでもある。 留学生も含め、部員となる学生募集のすべてに関わっているらしい。 身長210センチというアフリカ出身のラグビー界随一の長身選手もメンバーになっているという。 来訪…
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物と事をあるべきようにおさめて

カオス状態だった日常が少しずつ落ち着いてくる。 ひとりの人が現実の日常から消え、そのあとのものを納める営みと、そして事、すなわち情報を流し整理し整える営みとがすこしずつ新しい日常へと向かっておさまりをつけていく。 昨日は当面処理すべき書類をそろえて役所に送った。 ずいぶん時間がかかったと思ったが、記録をつけ、ファイルに納めると、小…
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49日、転生へのみちのり

マドモアゼル愛さんがチベット死者の書をひいて、ひとは死後49日の間に自分自身が何者であるかを自覚するとあの世に迎え入れられるのだと話していた。 善人だとか悪人だとか、関係なく、自分自身がどのような存在であったかを直視できるかどうかが問題だと。 それは浄土真宗で言う悪人正機説とも共通しているし、認知的な側面を重視する禅宗ともつながって…
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いつもどおりの週末ひとっぱしり

久方ぶりの普通の土曜日。 早朝から農家の野菜を目指し車を出す。 9時ちょうど。 ズッキーニ2本、にんにく、空心菜、そして大粒の青梅1キロ。 平飼いの卵を目指して有機中心の食材店。 鶏の胸肉、納豆、人参サラダ、鰯のおかか煮、カマンベールチーズ。 白ごまクリーム、水500cc、ココアパウダー。 ライトツナ缶詰4個パック…
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父帰る

菊池寛の表題作は1917年。作中 父は60代、長男28歳、次男23歳、娘20歳。 菊池寛は高松出身 1888年生まれ 明治21年。 芥川龍之介 東京出身 1892年生まれ 明治25年 樋口一葉 東京出身 1872年生まれ 明治4年 森鴎外 1862年生まれ 最初の妻 赤松登志子 1871年生まれ 日清戦争 1894年 …
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関正生 真・英文法大全 KADOKAWA  2022年 

百貨店内の書店売り場、雑誌コーナーに平積みにされていた。 何気なく手に取って-able を語尾につけたことばのいくつかを性質の違いから詳述しているのにほうと思って、重たい一冊を購入した。 一夜明けて、あのページはと探してみるが見つからない。あれこれ索引から検索をかけてみた結果ようやく、形容詞についての項にたどり着いた。 とりあ…
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山椒の実の塩漬け

今年はなし、と舌の根も乾かぬうちに、すぐに気が変わる。 昨日、東にある家人と何度か訪れたレストランに開店と同時に上っていったが、12時半まで満席ですとのこと。 思案に暮れたがその12時半から席をとってもらって、小一時間ほど、近くの食料品店で時間をつぶすことにした。 あれこれと売り場をめぐって珍しい,食材を探るうち、若い青山…
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2022年台所仕事カレンダー 家人逝きしのち

冷蔵庫の中を片付ける。 しばらく開けていない瓶を見ると青カビが生えている。 一斉に棚卸しが必要だ。 家人の使っていた東方のアパートでは流しの下から梅酒の瓶がいくつも見つかった。 20年ほど前のものまで。 みな梅が入ったままだ。 茨木のり子の歳月にも、夫亡き後の梅酒の詩があり、そして遡れば高村光太郎の智恵子抄にも、残さ…
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文藝別冊 増補新版 茨木のり子 「言の葉」のいのり 2022年5月30日

編集後記から   シモーヌ・ヴェイユはヒトラーと対抗する陣営の共犯性を告発し、・・・・両者が共有する「偉大さ」をめぐる観念を根底から変更しなければならないと論じた。・・・・ 茨木のり子 大正15年生まれ 昭和元年 1926年 6月               2006年死没 2月 79歳 注意 標記のもの、巻末の年譜…
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日々過ぎ行く 6週間

家人を送り出して一月半。 葬送からこのかた未納金の支払いや様々な手続きがあり、身近な人々との調整があり、そして何よりもとりあえずのあちこち散らかったままの寝室から居間、それに水回りの片づけに日々が過ぎた。 土曜日は東に残したアパートの排水管清掃に合わせて日帰り往来をした。 朝6時に出て帰宅は9時近く。 アパートでは排水管清掃に立…
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ブログ集成 木陰のフランスだより について 

ここには2004年から2022年までのフランスをはじめとした欧米に関わる記事をピックアップしました。 木陰の最初のフランス渡航は1981年32歳の時でした。 以来、2019年最後の訪問まで、幾度となく訪れ、また、客を迎えることも度重なりました。 幼少期鍵盤楽器の初歩を習ったときの教則本がメトードローズでした。10歳の時読んだヴィク…
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ブログ集成 木陰のフランスだより 10 201603-2022

2016年03月13日 旅立ちの置き土産 社会 老いた人がいる。 すでに人生の残り少ない日々を数えている。 仕事だけの生涯だった。 残りの日々で知り合った若い、しかし婚期を過ぎた女性と旅をする。 車とガイドを頼み、初めての土地を廻り、食事をともにし、美しい景色を背景に写真に収める。 この話を、我々は、ベルリンを拠…
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女が立ち入る先 あるいは マーガレット・ミードの見た世界  再掲

若い人が JAIKA の仕事でサモアに入っているという。昔の記事を思い出してさいけいする。 2014年05月22日 女が立ち入る先 あるいは マーガレット・ミードの見た世界 人間関係 社会  マーガレット・ミードがサモアに入っていったとき、その行為は植民地支配に伴う宣教師・軍人の後ろ盾に守られていた。サモアにはサモア…
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ごちそうさん あるいは 失われた食卓  再掲       

関係の対等性は「個人」成立の基礎となる。フランスの友人やその家族をもてなした時、彼らは、それにどのように答えるべきか腐心しているのがよくわかる。そして、われわれもまた、往時、かれらのもてなしを受けた折、どのような互恵性を確保すべきか頭を巡らせる。 この関係形成の対等性を築くことへの矜持はたとえ子どもであっても変わらない。その見事さ。 …
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ブログ集成 木陰のフランスだより 9 201502-201512

2015年02月17日 水仙の香り 政治 社会 日記  仕事に就いてこの春で40年。職場の敷地内に自生していた水仙が、今もわずかながら残って、この春の香りを確かめるよすがとなる。  春は片付けの季節。昨年はこの頃、研究会を辿って雪の残った東の地を移動していた。そしてハンナ・アーレント。  この世界はどのように動いていくのだ…
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