テーマ:音楽

陽水の時代

井上陽水についての記事をまとめた。テーマとなった曲にもとづき配列した。 2007年10月31日 人生が二度あれば:YOSUIの60年  人生が二度あれば 1972年 音楽 詩  YOSUI TRIBUTE が出て、3年の月日が経った。UAの歌う「傘がない」は再構成された「父」と幼い娘を描いた映画の中に流…
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佐藤豊彦のリュートによるバッハ、シャコンヌ

佐藤豊彦のリュート演奏を聞いたのはもう30年近くも昔だろうか。 スタジオルンデの演奏会でCDを求め、しばらく聞きつめていた。 知人にも押し付け、また新たに求め。 いま手元にあるのは十六世紀と十八世紀の楽曲を納めたもの。 十六世紀のものは、スペインの楽曲。当時、古楽器の復元と、楽曲にまつわる学者のような子細な分析が語られたように記…
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Mozart - Cavatina L'ho perduta を聞く

Mozart - Cavatina L'ho perduta by Barbara Vogel, soprano & the Orchestra of the German Opera of Berlin conducted by Karl Böhm 1984年の映画Kaosの一場面で使われていた音楽。 モーツアルト、…
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LA MELODIE  あるいはオーケストラ・クラス

家人の留守、久しぶりに映画を見る。 La Melodie パリが舞台のフランス映画。監督は名前からして東方の出自を持つ人か。 パリの他民族構成の学校でのオーケストラ・クラスのバイオリン指導の格闘。 ブルターニュ出身の母、アルジェリア出身の父。息子は成人し、バイオリン奏者としての成功の手前で足踏みをしている。惑いつつ引き受けた役…
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陽水covers ... 

井上陽水が歌うのを久しぶりに聞いた。少し前の、ほかの人の手になる歌。松任谷由実「リフレインが叫んでる」、永六輔・中村八大「黄昏のビギン」、吉田拓郎「リンゴ」、フォーク・クルセダーズ「あの素晴らしい愛をもう一度」、来生えつこ・来生たかお「シルエット・ロマンス」。しわがれた、天国も地獄もともに知り尽くしてくれているような声で。そして、それら…
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「卯月の雨」について 音楽の神様

「卯月の雨」について  ずいぶん昔のことになる。家人の友人が二年ほどフランスに滞在していたことがある。その時期からみると今から20年は遡るころだろう。ある交響楽団の会員権を留守中、引き継いでいた家人とともに、こちらは当日券を並んで入手するつもりで首都の大きな演奏会場へ出かけたことがあった。  その行列に小柄な紳士が近づいてきて、…
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フランス土産はCD 2011秋

11月初め、フランスのいつものところへ所要で出かけた家人がCDを土産に持ち帰った。そのほかウォーターマンの万年筆ともみの木の蜂蜜も。代わりに少し前の芸術新潮世阿弥特集版と堀田善衛の明月記を持ち出した。 CDはZAZIE。ZAZIE DANS LE METRO のZAZIE. 以前にこちらで紹介する番組があったという。しかし、記憶は曖昧…
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歌声に惹かれて あるいは Au coin de l’eglise

最初に手に入れたLPレコードは初期ルネサンスの楽曲集だった。木管楽器とパーカッションを入れた世俗音楽、教会にひびいたであろう歌の小品。繰り返し聞くうち、旧い英語、ラテン語の歌詞は音の連なりとして再現されるようになった。当時吉田秀和によるバッハ連続演奏が毎朝登校前の楽しみだった。擦り切れるほど聞き、その声、その音の諧調がついて離れなくなっ…
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選んでしまったもの あるいは previsional behavior

事後的に、何かを失ったことに気づく。 「そんなつもりではなかった」 ばたばたと繕う。 なんとかなったとおもう。 しかし、そのことによってまた何かを失う。 選んだものを手にするのだ。そしてそのことがひきつれてくるあれこれを、たとえば「喪失」という形で、あるいは「望まぬ出来事」というかたちで受け取るのだ。 そのときになって初…
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老いたるえびのうた

宮沢和文による朗読CDつきの詩華集があり、その中に室生犀星の「老いたるえびのうた」が収録されていた。 この日曜日、高橋悠治のコンサートがあったらしい。 「老いたるえびのうた」 どのようであったのか、私はしらない。 夜、CDの山からキース・ジャレットのケルン・コンサートを探し出し、控えめの音量でかける。 1975年。 …
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ガラスの箱

踏み出せない壁。 その透明な箱の中で歌っている。 その向こうにも、こちらにも、そして上手にも下手にも世界は広がっているのに。 ぴたりと押しとどめる壁に張り付き、歌っている。 熱い歌声がほとばしる先から凍り付いている。 それを遠くから見ている。 そんなの簡単よ。ほら、踏み出してご覧。 未知の歌い手のコンサートをテレビで見…
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空中音楽室あるいは退屈しのぎ

帰路求めた夕刊に坂本龍一が最近出したCDアルバムのことが紹介されていた。 Out of noise。 Jacques Attali、Glen Gould を思い出して、散策中、坂本龍一によるGould の選曲アルバムの存在を知る。 ジャック・アタリがBruit というタイトルの本を出版したのはもう20年は昔のことになろう。…
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卯月の雨

五月五日は雨。 そして五月七日も雨。 月の暦でさえすでに卯月の半ば。 これは卯の花腐しというのであろうか。 雨の中を仕事に出た。 胸の底に澱のようなよどんだ気持ちが残った。 銀ねずの傘をさした。 雨がしとどに傘を濡らし、重たくなる。 もう20年も昔から使っている傘だから。 晴れた日によく乾かして防水をかけなおさなけ…
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人生が二度あれば:YOSUIの60年

 YOSUI TRIBUTE が出て、3年の月日が経った。UAの歌う「傘がない」は再構成された「父」と幼い娘を描いた映画の中に流れているという。  われらが陽水はすでに60年目の日々を歩いているはずである。 「人生が二度あれば・・・」と歌ったとき、そこで歌われた父は65歳、そして母は64歳。 計算に間違いがなければ、その父母は…
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人の声が響いて・・・

いま、聞いているのはモンテベルディとクープラン。いずれも女性の歌声である。 楽器の音もよいけれど、人間の声は格別である。 中学のころ、声楽志望の同級生がいた。周りを囲んで、イタリアの歌曲がよいとか、いやドイツだとか、議論した。そのころは、ドイツ派が多かった。ドイツ語も、イタリア語もまるでわからなかったのに。 そして、長らく、歌曲よ…
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高橋悠治が武満徹を弾く

先週、武満徹の展覧会を覗いたのは、案内の中に高橋悠治の名前を見つけたからである。 5月の併催演奏会の独奏者として。 武満徹のほうは高校時代にFMラジオでNovember Steps を聞いて心を惹かれたが、それ以後は遠い存在になった。なぜだかわからない。November Stepsでは保たれていた素朴さがそれ以後うしなわれていったと…
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バロックリュートの響き

スタジオ・ルンデのさよならコンサートシリーズ、佐藤豊彦のリュートには、とうとう出かけられなかった。いつも、空気の乾燥しているこの時期だった。そして、修復された16世紀のリュートを持参してくれることがあった。今回も、そのときのリュートの音色を聞くことが出来たはずだ。 ちょうど、秀吉や利休の時代のことである。かれらはその音色を聞いたろうか…
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春の一日

昨日は土曜日。 朝、東京まで移動。 ブリジストン美術館を久しぶりに覗いて、竹橋にまわり、東京国立近代美術館の須田国太郎展を見る。江戸城の濠沿いを歩いて東京駅に戻り、早めの夕食をしつらえて新幹線の人となる。夜はアマチュア合唱団の演奏する高橋悠治の「クリマトーガニ」を聞く。 1.ブリジストン美術館は久しく入っていない。ずいぶん変わった…
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今朝も雪

年末の雪がようやくとけたころあいもころあい、 今朝、また薄化粧。 昼ごろまでこの仕事場で。午後は職場へ。 来週までに済ませておかねばならぬことが山積。 とりあえず、ふたつ済ませて、ひとつは持ち帰り、あとは来週早朝からの仕事。 今日一日も冷凍庫の中のようだった。 夜はにんじんサラダ、セロリのスープ、それにさけのそぼろ。 上の…
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11月3日

今朝の空。 3時半起床。 仕事が一段落。 電池を入れ替え、写真をとりました。 光の帯が下りています。 けっきょく今日は鈍い色の空。 寒い。 払底した食料の補充に出かけたが、あとは、家で黙々と仕事をする。 頭の片隅ではキース・ジャレットの30年間をたどっている。 1945年、アメリカの生まれ。 1970年代初め…
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朝に道を聞かば・・・

昨日は仕事から戻ると同じアパートの住人の引越しらしく、トラックが3台とまっている。 とりあえず、避難して、映画をみようか、それとも音楽を聴こうかと迷った挙句、仕事場に移動してフランスで買ってきたヴェロニク・サンソンのものをかける。硬質の歌声を聴きながらぼんやりとブログの記事で読んだことを振り返ってみる。 40年間が透明な鉱物のよう…
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高橋悠治 クリマトーガニ

久しぶりに音楽を専門にする同僚と高橋悠治の話。 その同僚が指揮棒をふる合唱団で、高橋悠治の「クリマトーガニ」を演奏するのだと言う。 琉球の島「来間」の歌。 来年の3月。 ああいう人だから「著作権なんかどうでもよい、自由におやり下さい」というのだそうだ。 音符もだいたいで、いいです。好きにしてください。 水面におと…
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「Symphonic」について

「Symphonic」について いつも、物静かにそっと鋭い切っ先を目の前に見せてくださるanamnesiac さんが、 「国鉄民営化」「日本フィル」「坂本弁護士事件」をひとつづきのビーズつなぎにして提示してくださった。 立山学「JRの光と影」は刊行と同時に読んだように記憶している。民営化の年1989年にはわれわれの世代は40歳、いろ…
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フランス土産はCD 2005年夏 その3 DEATH AND THE FLOWER

どのCDにしようかと迷っているうちにキース・ジャレットのところに行き当たった。    ケルン・コンサートの様子をテレビで見て、そのレコードを手に入れた。    もうはるか昔のことだ。    1992年、    ブリュッセルに滞在した折、彼のコンサートがあるのを知り、    電話で問い合わせたが、さっぱり状況がつかめなか…
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フランス土産はCD 2005年夏 その2

FNACのディスカウントセールで見つけたクープランの音楽。 ジャケットの記述から見てラディオ・フランスの音楽番組がもとになっているものかもしれない。 ソプラノとメゾソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、クラブサンとオルガン。 水曜の聖日のための音楽 謝肉祭の日のためのモテト など。 ほどよい高さの、深みのある声に引き…
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フランス土産はCD 2005年夏

今年の夏、短い滞在のうち、何度かFNACへ行った。 CDやDVDの売り場を一通り見てまわった。 なぜかのりが悪かった。 これはというものが響いてこない。 DVDではアジア映画の棚が設けられていて、日本、韓国、中国あたりの映画が並べられていた。 CDは、帰る間際に売出しが始まった。6ユーロ、日本でいえば900円サービスといったと…
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夏の朝

墓参りに実家へ出かけるというアイカタを車で送って仕事場にしているもうひとつのアパートの方にたどり着くと、隣家の末の息子が通学姿で降りてくるのに出会った。そうか、土曜日だけれど受験塾に行くのだろう。 春に、彼の所属しているスズキメソッドのグループでコンサートが開かれた。受験期に入るのでいわば卒業コンサートのようなものらしい。配られた…
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たったひとりのティータイム

午前中から仕事をして、ようやく一段落の手前である。 気づけば自動販売機のアイスクリームと、コーヒーメーカーの湯で練ったそば粉を口に入れただけで、食事にも出なかった。 書類の山を順番に見て、コメントを入れていく。 別のパソコンに入れた音楽をシャッフルで聴きながら。 昨日と今日で約1400ページを点検、100近くのコメントを入れた。…
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Norah Jones を聴く

Norah Jones という若い女性ミュージシャンのことは、他のブログで、伝え聞いた。 行きつけのコーヒーショップが閉店になってから、新しい音楽の情報源がなくなってしまった。 あれこれ薀蓄を聞くのが楽しかったのに。 そして、店主の「彼女」の好みも序でに聞かれたのに。 「最近こればかり」というそのブログ管理人と客とのやりとり…
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YOSUI TRIBUTE を聴いて6ヶ月

  高橋悠治とリパッティの弾くバッハさえあればよいと思っていた季節もあった。しかし、今は新しい音楽も聴いて、時代の風を感じていたい。   井上陽水の曲を14人の歌い手(またはグループ)がカバーしたCDが発売されてすでに半年近くたつ。いくつかの幸福な偶然が重なって、それを知って手にすることができた。気分の赴くまま書いたいくつかの文章をブ…
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