父母の夢壊れるとき

『お前のほうが死ねばよかった』(スタンド・バイ・ミー)」について
 Stand by Me, Ordinary People,いずれも、期待をかけた上の息子の死に亡失する親を描いている。蔑ろにされる下の息子。生きる縁を失う弟の悲しみを、両親は理解できない。残された息子は、親ではなく自らを責める。親の失意と怨嗟は、彼ら自身の幼さ故であると気づくことが出来たら、事態はもう少し変わっていくかもしれない。
 上の息子の成功、彼を核にした夢の家族像。先住民を押しのけて築いたアメリカのふつうの人々の夢の幼さと脆弱性について、今、彼らは気がついているであろうか。

この記事へのコメント

2019年05月03日 21:39
大林宣彦の語るハリウッド映画。ユダヤ系の人々がアメリカ西海岸に集まって作った文化。対ドイツ戦争でユダヤ人迫害の姿を引き出し、その後の社会形成のために蓄積した。

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