こころの交差点:木陰の補習教室

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help リーダーに追加 RSS Tomi Ungerer あるいは諷刺ということ

<<   作成日時 : 2008/01/30 09:28   >>

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Tomi Ungerer の美術館がストラスブールの街に出来た。

家主夫妻が彼のリトグラフを壁という壁に飾っているレストランに案内してくれた。
何年も前のことである。
エロティックかつブラックな絵の数々。
人の生を基本に置いた上で人々の頭を逆立ちさせる。
気をつけてみればこの街ではよく知られた存在のようだった。

地図で調べて新設された美術館にたどりついてみると、すでに小さな行列ができている。そこをずりずりと進んで10平米程度の小屋に入り入館料を払い、庭にこしらえた銀色の通路をぐるりぐるりと廻って古い建物に入る。

アルザスからニューヨーク、そしてふたたびアルザスへ。
年代順に部屋が設置され、膨大な「毒」を含んだ作品の数々が噴出する。
新聞や広告、様々な媒体を通じて展開されたほとんどは小さな絵。

最後は絵本。
彼は今年80歳。

トミ、トーミ、トミー・・・
トーミ、トーミと、家主夫妻は呼んでいた。
このあたりの人の名前は片仮名にするのが難しい。
そして、トーミとトミーが一致するのにしばらくかかった。
彼の絵本はいくつも日本語に翻訳されて子どもたちに読まれているらしい。

日本の新聞で、風刺漫画はどうなっているだろうか。
週刊誌や雑誌を宣伝する地下鉄の吊り広告には、なべて一面的な見方を強いるかのようなタイトルが踊る。







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