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<<   作成日時 : 2015/04/12 19:38   >>

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腕時計が壊れた。
電池を交換してわずか1年ほどで、動かなくなった。
調べてみると電池交換して短い期間でとまってしまうのは、時計そのものに原因があるという。
わずか数千円の値段で購入した時計では、修理は有効ではないともいう。
結局あきらめて、しばらくは学生時代に使っていた男持ちの自動巻時計を取り出してみた。
当分それで間に合わせようと使ううち、竜頭を挟んで外してしまった。元に戻そうとしてもぶらぶらするばかりである。
修理に出すか、新しい時計を求めるか。
店を廻り、カタログをめくり、思案するがなかなか決まらない。
そうこうするうちに、すてては置けぬ時候となった。
このところ、何をするにしても、決断に手間取る。
職場の同僚に話すと、リサイクルショップで安いものを買ってくるという。
我がほうは持ち合わせなかった選択肢である。
ためしに職場近くの店に立ち寄ると幾台ものガラスケースに中古品や新品が、棚に吊るしてならべている新品が、そして網かごに新品が山盛りに。1週間保証、6ヶ月保証、いろいろに書かれた札がついている。ブランド名のついているもの、いないもの。そのブランドも、いかなるものか、判断に迷う。ほんとうのところ、どれくらい使えるものか、値段相応に使えるものか、ここでも思案に暮れる。結局、よくはわからぬが、とにかく6ヶ月保証という最低の値段から2番目ぐらいのものを選んで求めた。簡単な伝票のような保証書というものをつけてくれる。折り込み広告の紙で作った袋に入れて。

これまでにいくつ、時計を求めたであろう。
最初に持った時計は父のお下がりであった。
中学・高校とそれを使った。一度落としてガラスを割り、時計屋で交換してもらった。まだ、時計を分解掃除するとか、修理することが日常であった時代のことである。
大学に入学が決まった春に、母が当時、一番安価な腕時計を百貨店で買ってくれた。時計の安売り量販店はまだなかった。
小振りで飾りのないその時計は気に入っていたが、水をかぶってほどなく文字盤が曇ってきた。そのまま5年ほども使ったろうか.学生生活の終わり頃、奨学金の一部を使って男持ちの自動巻腕時計を購入した。丈夫で長持ちしたが、重すぎて思わず外し、置き忘れるという不都合が度々出来した。
まもなく、同じ自動巻の女持ちの時計を使うこととなった。チタンのベルトで軽く便利であったが、長く使ううち、このベルトが壊れた。ベルトと時計が一体となったこの時計は、ベルトの換えはないといわれ、引き出しの中で眠ることとなった。
その次がやはり女持ちの電池式の時計。
これも長く使ったがベルトが損傷して引き出しの中に眠ることとなった。
そして、安価な自動巻が最近使っていたものである。
量産されるようになって、修理するより、新しい安いものを購入するように勧められる。
それは便利ではあるが寂しい。
なかには、高価な時計を修理して使う人もいる。
時計屋の前で、量販店の前で、思案に暮れて、なかなか決められないのはそのせいである。




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