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師走はたしかに「シハス」でなければならぬ。少し前の旧仮名と新仮名交じりのおかしな自分の文面を見ながら、そう思う。表音文字化することで、元来の意味を喪失していく。そして切り貼りを続ける。それは日本語にとって不可避の道筋なのか。 そんな取り止めのないことを考え、そのどうしようもない仕組みのなかにからめとられながら、旧暦の師走も下旬を迎える。大寒、そして月は次第に痩せ、夜の野を照らさない。 一年のしめくくりを迎える本業のせわしなさがあり、施設で暮らす母親のことがあり、調子の外れた読書用眼鏡が肩こりを導き、解決を急がねばならぬものの、どうにもエンジンのかからぬ問題があり、はや新暦の正月も終わりを迎える。 旧暦は師走。 受け取った年賀状を一枚一枚眺める。 受け取ったまま、こころに懸かっている何枚かがあり、遅れて届いた欠礼の封書があり、改編を待つ住所録がある。 ブログの更新が滞るのは、自分のほうへ舵を引き寄せようという焦りのせいかもしれぬ。 |
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