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紅の残る黄昏の空に細い月を望んだのは何日前のことであったか。 少し遅い十三夜の月が明晩らしい。 窓の外では雨音がしている。 陰暦ではまだ長月も半ば。 しかし、太陽暦の2006年の終わりは間近である。 月とともに規則正しくすぎたかつての時代の夜。 こころ急かれる思いですごす明るすぎる夜。 2つの暦を手の内でころがしながらまた一年がすぎる。 |
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